HSP未来ラボ群馬

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)、HSC(ハイリーセンシティブチャイルド)という、人一倍敏感な人たちがいるのを知っていますか。
 米国の心理学者がエレイン・N・アーロン博士が提唱した概念で、環境やものごとからの刺激に対し①深く考える、処理する
②過剰に刺激を受けやすい③共感力が高く、感情の反応が強い④些細(ささい)な刺激を察知する―
という四つの特性全て当てはまるのがHSP、HSCです。
人口の20%ほどの割合でいると考えられています。
 生まれつきの気質で、病気や障害ではなく治すべきものではありません。

これまで、「考えすぎ』「心配しすぎ」「気にしすぎ」など、~しすぎると敏感であることを否定されてきた方もいらしゃると思います。
私たちは敏感さや繊細さは弱みではなく、環境によって強みに変えられるという考えをベースに活動しています。

社会でHSPという気質が理解されるよう啓発活動やHSCのお子さんを育てる親御さん、当事者の方とゆるく繋がる場づくりを目指しています。

「HSPを知る」~映画のご紹介~

上映会も随時開催

HSP映画『Sensitive The Untold Story〜語られなかった物語』 

5人に1人の割合で存在する高い感受性を持つ人々の、生来の特徴に関する画期的なドキュメンタリー。
「HSPとは何なのか?」
HSP(Highly Sensitive Person)の提唱者、

エレイン・N・アーロン博士が出演。脳科学者、心理学者、大角教授、カウンセラー、アスリート、アーティスト、実業家、家族などが様々な知見や実情を提供。アメリカでは多くの大学に収蔵されている。

HSCの子育て

どの子にもそれぞれの個性があり、

育ちがある。

私は息子を集団にうまく合わせようと頑張っていたときは全く上手くいきませんでした。出口が見えず途方に暮れたときもありました。
息子とともに試行錯誤をするなかで、皆川公美子さんから「繊細さは才能」「子どもを世界の中心におく」という言葉を何度もかけていただきました。
彼の敏感さ繊細さを知り(一人一人違います)、それを弱みとして捉えるのではなく強みとしてみていくと、まさに霧が晴れていくように彼は本来の良さを発揮しだしたのです。 


息子が発していたメッセージはたった一つのことだったと今ならわかります。
『自分のことを理解してほしい』
皆川公美子さんとHSCの概念に出会えたことはとても大きなことでした。
こどもの保育園時代から小学校までの様子をインタビューしていただいたときの記事を自己紹介の代わりにお読みいただければと思います。
HSCのお子さんとの関わりに悩まれている方にとって少しでもヒントになりますように。

 HSP未来ラボ群馬  代表 石原千恵美

活動実績

映画上映会&講演会主催

2022年8月27日 高崎シティギャラリーコアホールにて開催。参加者180名。

HSP概念の提唱者アーロン博士監修のHSP映画【センシティブ】とHSPの就労支援や感性キッズを主宰する皆川公美子氏の講演会【HSCちゃんの、、、】
開催致しました。

HSP啓発チラシ

HSPとは、HSCとは
簡単に分かりやすく4つの特徴を説明する内容です。
実生活ではどのような状況が苦手なのか、また強みとしてどう捉えるかなどにも触れています。

新聞掲載

上毛新聞《生きづらさ抱えて HSPの現実》全4回シリーズ③支援者としてインタビューを受けました。
紙面にてその時の記事が掲載されました。
 


宇都宮教育委員会人材かがやきセンター主催講座に登壇

今日的課題【一歩進むためにまずは知ろう】でHSPの基本概念とHSCの子育てについてお話しました。終了後、質問に並んでくださった皆さんから関心の高さがうかがえました。